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院内勉強会(メインテナンスについて)

 先日、山本浩正先生の“PECメインテナンスコース”のセミナーに参加させていただき、院内にて報告勉強会を行いました。

診療終了後にも関わらずドクターの先生方をはじめ、たくさんのスタッフの方が参加してくださり、総勢19名の勉強会となりました。

内容は患者様にとってのメンテナンスの意義や、薬がもたらす副作用について、また患者様へのポジティブなアプローチの仕方などです。

患者様へお声かけする言葉選び一つで伝わり方は変わってきます。相手の気持ちを考え、寄り添う心を大切に日々診療に努めたいと思います。

勉強会では、話を聞くだけでなく、参加してくださったスタッフの方々が進んでメモを取り積極的に取り組んでくださる姿勢がとても嬉しかったです。

今後もスタッフが一丸となり、心から患者様へ寄り添えるような、より良い歯科医療を皆様へ提供できるよう努めたいと思います。

歯科衛生士 U田 K田 N北

歯のメインテナンスごとのTBI(ブラッシング指導)はナンセンス??⇨ 術者磨きによって「気づきの発生」を得ることが最も大切。

メインテナンスの種類によってリコール間隔を変える必要があります。①歯周病菌の感染、破壊がない。⇨ 予防的メインテナンス。②歯周病菌の感染、破壊の既往があるが、治療により改善している。⇨ 治療後メインテナンス。リコール間隔は3ヶ月が基本。③歯周病菌の感染、破壊の既往があるが理想的な治療は行わず次善の策だけで対応している。⇨ 試行的メインテナンス。④歯周病菌の感染、破壊が大きいにも関わらず積極的な動的治療をしていない。⇨ 妥協的メインテナンス。リコール間隔は可及的に短い方が望ましい。

(下図)歯の喪失率の違い。メインテナンスを続けることで歯は3倍残すことが可能です。