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院内勉強会〜救急処置〜

本年度第5回目の毎月行われてる院内勉強会FDA(Fujihira Dental Academy)

 

今月のテーマは救急処置についてでした。

 

歯科治療中は局所麻酔を用いたり外科的な処置を行うことが日々の診療ではとても多いです。

 

処置を行う際に患者さんは治療に対する不安や恐怖心から心理的なストレスを受けると

全身的な偶発症を引き起こす可能性が高くなります。

また高血圧や心疾患、糖尿病など既往歴を

もたれる患者さんは特に偶発症のリスクが高まります。

 

例えば麻酔を行った際に血圧低下や徐脈、意識障害顔面蒼白などを引き起こすことがある

迷走神経反射や過換気症候群などが比較的起こりやすい偶発症です。

 

当院ではそのような偶発症に備えて

日常の診療でも全身疾患をお持ちの患者様には

生体モニターを用いる方針を立てています。

 

勉強会では酸素吸入の使用方法や

AEDの使い方、生体モニターの使い方を実習を用いてドクターやスタッフ同士で再確認することができました。

 

いざという時に備え

全身疾患や偶発症に対する正しい知識をもち

患者様に安全に歯科治療を提供できる体制を整えておくことが、とても大切だと実感しました。

 

今回、勉強会で学んだことをしっかりと復習し、

迅速に対応できるように常に心がけでいきたいと思います。